雑誌「TVガイド」や「TV Bros.」を発行する株式会社東京ニュース通信社は、 10月18日(金)に、 書籍『平成が終わったらテレビからいなくなってたものたち』が発行された。
かつて雑誌「TV Bros.」に、 1987年の創刊号より1990年まで連載された「かぞえりゃほこりのでるTV」という名物コラムがあった。 今や各方面で活躍するコラムニスト・堀井憲一郎氏がカウントダウン・コラムニストとして、 テレビにでてくるあらゆる事象をとにかく数えて調べて書くというスタイルで人気を博した伝説のコラムだ。 本書は、 この連載コラムをベースに、 “昭和の終わりから平成の初め″ころのテレビの状況をおもいだしつつ、 平成が終わって令和が始まった2019年のテレビの状況と比べてみようという企画だ。 30年たって、 テレビは何が変わってなくて、 何が変わったのだろうか。
本書の内容
1.地上波からきれいになくなった時代劇
2.昭和、 平成、 令和を生きる『サザエさん』はすごい
3.微妙に変わってきた朝ドラにおける女の人生縮図
4.昭和の終わりのテレビコマーシャル
5.テレビの中で外国人をたくさん見かけていたころ
6.もう見られない究極の深夜テレビ「砂の嵐」
7.夕方のニュースキャスターは男女ペアが定番だった
8.ドラマにおける電話と食事のシーンの30年
9.本当にいつのまにかなくなってた昼の帯ドラマ
10.大河ドラマは、 変わってほしくない「日曜の夜もの」のひとつなのだろうか
11.衝撃!! 独占!! 緊急大発表!! ワイドショーの刺激的な秘密
12.平日の午前中に放送されていた「ドキュメント女ののど自慢」
13.夏の夜は地上波で毎晩巨人戦を見ていた
14.かつてお昼休みはのんびりする時間だった
15.『笑っていいとも!』の中心はテレフォンショッキングだった
16.海外旅行が憧れだった時代に飛ばしてたアメリカンジョーク
17.家族そろって見るテレビ『連想ゲーム』
18.『オレたちひょうきん族』はおしゃれな番組だった
19.これこそがバブルの象徴『ねるとん紅鯨団』
20.これから売れそうな若手を起用した『夢で逢えたら』
21.『風雲!たけし城』を見ながら結婚年齢について考えた
22.深夜になると「何でもあり」の世界があった