星槎国際高校の生徒は16日、富山市愛宕町の同校で、11月4日に開かれる「TOYAMAまちなかMusic&Heritage Festival」で販売する「富山えごま」入りコッペパンの試作品を試食し、改善点などについて意見を交わした。
フェスは富山商工会議所青年部が開き、県内の学生らが飲食店と協力してフードを販売する。エゴマの普及活動を行う同校は、コッペパン店「黒と白」(同市東田地方)の山影将士シェフと商品を考案した。
商品はエゴマの葉や実を使い、鶏肉とみそを挟んだ黒パンと、生ハムやクリームチーズにエゴマ油をかけた白パンの2種類。この日は、生徒が試作品を味わい、風味やサイズを確かめた。辰尾柚紀さん(2年)は「味のバランスが良く、おいしかった」と話した。
パンは1個500円。フェスは富山市のグランドプラザなどで開かれる。