ジビエ活用の新メニュー 島原城内売店で11月まで限定

「島原城しし万石メンチカツ」「島原城しし万石定食」

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島原の新たな名物として期待される「島原城しし万石定食」(手前)と「島原城しし万石メンチカツ」=島原城売店内「城の茶屋」

 長崎県島原半島産のイノシシ肉を使った新メニュー「島原城しし万石メンチカツ」と、同メンチカツが入った「島原城しし万石定食」の販売が15日、島原城(島原市城内1丁目)の売店内「城の茶屋」で始まった。地域食材、ジビエ(野生鳥獣肉)を活用した島原の新名物にしたい考えだ。11月末までの期間限定。
 ジビエ卸売業、椿説屋(ちんぜいや)(大分県由布市)の狩猟肉処理加工施設「ももんじファクトリー」(島原市)が6月、同城を管理運営する島原観光ビューロー(同市)に「イノシシ肉を使ったメンチカツをメニューにできないか」と提案し実現した。同社が加工したシシ肉を使ったメンチカツは初めてという。
 新メニューは、島原藩の石高7万石(しちまんごく)にちなみ命名。島原城しし万石メンチカツ(250円)は、食感を味わえるように粗びきにしたミンチに国産タマネギを混ぜ合わせた。臭みがないジューシーさが特徴という。
 「島原城しし万石定食」(800円、寒ざらし付きは千円)は、イノシシ肉を甘口の西京みそに漬け込んだ西京漬けをメインに、キノコソースを添えたメンチカツが付く。定食はご飯やサラダとともに島原焼の四方皿で提供され、ワカメスープ付き。メンチカツは1日10個、定食は同10食限定で販売する。
 ももんじファクトリーの谷口秀平所長(55)は「半島でイノシシは5千頭前後が捕獲されているが、ジビエ利用は少数でまだまだなじみが薄い。観光地で提供することで親しんでもらい新名物になれば」と話す。
 営業時間は午前9時~午後5時半。問い合わせは同売店(電0957.63.4874)。