川崎市臨海部の工場夜景を収めた2020年版のカレンダー「THE FACTORY STYLE 2020」が完成した。市や川崎商工会議所などでつくる川崎産業観光振興協議会が13年版から製作を始め、今回が8作目。市内の書店などで販売している。
過去に掲載した写真を再び使用することなく、バリエーション豊かな風景を伝えることでファンの期待に応えてきた。年々発行部数が増え、20年版は壁掛け版と卓上版を各2500部製作。人気スポットの日本触媒や昭和電工、東亜石油のほか、今回は新たにJFEスチールの工場内写真も加えた。
製作を担当したマーベリック社は「長年JFEスチールに依頼し、今回初めて撮影が実現できた。日頃非公開の場所なので楽しんでほしい」としている。
壁掛け型はB4判で税別1900円。卓上版はA5判で税別1300円。いずれもオールカラー。市内の書店のほか、インターネット書店でも購入できる。