ピアノに合わせ読経 満徳寺で報恩講 法話や落語も

 浄土真宗本願寺派満徳寺(松原弘親住職)の報恩講は16日、富山市古鍛冶町の同寺で行われた。電子ピアノに合わせて読経する音楽法要の形式で、参拝者約50人が親鸞聖人の遺徳をしのんだ。

 音楽を交えた法要を通じて気軽に寺院に参拝してもらおうと開き、今回で5回目。音楽家の米田妃登美さん(上市町)のピアノ演奏が会場に響く中、参拝者は松原住職らと共に「正信念佛偈」「和讃」「回向文」などを唱えた。

 昼食時に音楽演奏が繰り広げられたほか、光圓寺(同市水橋中馬場)の深海正樹住職の法話、三遊亭良楽さんの落語もあった。

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