パネルでランナー歓迎 新高岡駅に設置、芳野中生が制作

駅構内に設置されたパネル(左)と制作した生徒たち

 27日に高岡市をスタート地点に行われる「富山マラソン2019」を前に17日、県内外のランナーを出迎える「歓迎パネル」がJR新高岡駅に設置された。

 パネルは縦2.1メートル、横2.7メートル。大会を盛り上げようと、大会実行委員会の依頼を受けた同市芳野中学校美術部の1~3年生16人が、夏休みに制作。立山連峰や高岡御車山(みくるまやま)祭の山車(やま)、新湊大橋などと、ゴールまで駆け抜けるランナーの足跡を色鮮やかに描いた。

 南葉月さん(3年)は「駅を訪れた人の目を引くように、たくさんの色を使って表現した」と話し、渡辺ナオミさん(同)は「富山の景色を楽しみながら最後まで走り切ってほしい」とエールを送った。設置は28日まで。

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