県営住宅 家賃滞納720人 2018年度、最高額は167万円

 長崎県は18日、2018年度の県営住宅の家賃滞納者は720人で、このうち滞納の最高額は40カ月分の約167万円だったことを明らかにした。
 県議会予算決算委員会環境生活分科会で、中村和弥委員(自民・県民会議)の質問に小山俊一住宅課企画監が答えた。
 県住宅課によると、県営住宅は約1万2千戸あり、18年度の家賃収入は約41億6千万円。徴収率は97.99%で、未収金は前年度末より約400万円増えて約8500万円だった。
 長期滞納者に対しては契約解除や明け渡し請求、法的措置を講じているという。
 岩見洋一土木部長は「滞納はあってはならない。適切に粘り強く対処したい」と答弁した。

© 株式会社長崎新聞社