YOSAKOIさせぼ祭り 雨で“ぶっつけ本番”に

YOSAKOIさせぼ祭り 本選の流れ

 西日本最大級のよさこいイベント「第22回YOSAKOIさせぼ祭り」で、大賞を懸けた「本選」は19日に佐世保市で始まる。18日の前夜祭は雨で中止になったため各チームは“ぶっつけ本番”に。19日は小中学生の演舞バトル「ジュニアステージ」や、学生王者を決める「青春グランプリ」も開かれる。

 本選には51チームが出場。八つのブロックに分かれ、ステージとパレード演舞による1次審査に臨む。各ブロックの上位2チーム(計16チーム)が大賞を決める20日のファイナルへ進む。
 ファイナルには「青春グランプリ」の優勝チームも進出。さらに、19日に審査がある5ブロックの3位チーム(計5チーム)は、残り1枠を懸け、セミファイナル(20日)で敗者復活を目指す。勝ち抜いた1チームを加えた計18チームで大賞を競う。
 今年は、過去に大賞受賞経験がある「あっぱれ青組」と「一喜一遊」、「青嵐(せいらん)」が同じブロックに入り、激戦が予想される。青嵐代表の吉村ひさ子さん(64)は「前夜祭の中止で、不安がないわけではないが、ゆっくり休んで本番に備える。にこやかに、爽やかに、熱く踊りたい」と話した。

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