クラシック名曲優雅に 桐朋アカデミーオーケストラ

優雅な音色を奏でた「協奏曲のひととき」

 桐朋アカデミー・オーケストラの演奏会「協奏曲のひととき」が19日、富山市のオーバード・ホールで行われ、クラシックの名曲を優雅な音色で奏でた。

 秋季コンサートシリーズの第2弾。学内オーディションを経て選抜された桐朋学園大学院大学生3人がピアノの独奏を務めた。同大特別招聘(しょうへい)教授の梅田俊明さんがタクトを振った。

 チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番で幕開け。ソリストの蔡翰平(さいかんぺい)さんがオーケストラと息の合った演奏を繰り広げた。ショスタコービッチのピアノ協奏曲第2番では瀬上純令さんが、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番では金悠里さんが独奏を披露した。

 桐朋オーケストラ・アカデミー、富山市民文化事業団、北日本新聞社など主催。

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