運動会国境超え熱中 10カ国120人が交流

仮装レースで速さを競う参加者

 「国境なきUNDOKAI」が20日、高岡市の東洋通信スポーツセンター(市民体育館)で開かれ、県内外に住む外国人らが競技を通じて交流した。

 市と地元有志らでつくる実行委員会(角田悠紀委員長)が毎年開き3回目。米国や中国、ベトナム、インドネシア、フィリピン、日本など10カ国から約120人が参加した。

 参加者は4団に分かれ、床に置いた白黒のオセロをひっくり返して枚数を競う「全員オセロ」や、キャラクターなどの仮装をして速さを競う「仮装レース」といった6種目を楽しんだ。

 金沢市役所で国際交流員を務める米国出身のロスマン・ヘイリーさん(26)は初めて参加した。「大人も子どもも、外国人も日本人も盛り上がって楽しめた」と笑顔を見せた。

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