毛布と棒で担架作り 高屋敷1区

担架の作り方を教わる住民ら

 富山市高屋敷1区の防災会(高木收隊長)と町内会(久世和樹会長)は20日、高屋敷1区公民館近くの駐車場で地域総合防災訓練を行い、住民ら約100人が参加した。

 住民の防災意識を高めようと毎年実施。市消防局東部出張所員が指導した。けが人を運ぶ訓練では、竹の棒と毛布で担架を作った。心肺蘇生訓練では自動体外式除細動器(AED)の使い方を学んだ。炊き出しの訓練もあり、女性防災クラブ員が参加者にカレーライスを振る舞った。

 高屋敷1区町内会が属する山室校下自治振興会は来春、防災組織を立ち上げる予定で、町外からの見学者も訪れた。

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