Bentley Systemsのデザイン統合製品はデジタルツインを通じてBIMを4Dに進展させる

Bentley Systemsのデザイン統合製品はデジタルツインを通じてBIMを4Dに進展させる

AsiaNet 81154 (2048)

【シンガポール2019年10月22日PR Newswire=共同通信JBN】
*「エバーグリーン」デジタルツインは、インフラストラクチャーエンジニアの作業の価値と、アセットライフサイクル全体にわたるBentleyのオープンモデリングアプリケーションおよびオープンシミュレーションアプリケーションの価値を拡大する

インフラストラクチャーの設計、建設、運営を推進するための総合的なソフトウエアおよびデジタルツイン・クラウドサービスで世界をリードするプロバイダーであるBentley Systems, Incorporatedは21日、Year in Infrastructure 2019カンファレンスで、アセットライフサイクル全体を通じてエンジニアリング・デジタルツインを推進するために、同社のオープンモデリングアプリケーションおよびオープンシミュレーションアプリケーションへの新しい追加とアップデートを発表した。Bentleyのオープンアプリケーションは、インフラストラクチャー専門領域に及ぶ協調的で反復的、かつ自動的なデジタルワークフローを可能にする。現在、新しいデジタルツイン・クラウドサービスによって、このアプリケーションはインフラアセットの建築および運用段階におけるビジネスバリュー、実行可能な洞察を拡大する。

Photo - https://mma.prnewswire.com/media/1013759/OpenBuildings_Legion.jpg

Bentleyのサンタヌ・ダス上級副社長(デザイン統合担当)は「BIMの幅広い採用は、この15年間にわたりAECプロフェッショナルとプロジェクトにかなりの恩恵をもたらしてきたが、現在は、クラウドサービス、リアリティーモデリング、高度分析によって、われわれはデジタルツインを通じてBIMを向上させることができる。これまで、BIMの利用は固定的な成果物に限られてきたが、建設に引き継がれると早々と時代遅れとなり、BIMモデルに固定されたエンジニアリングデータのさらなる潜在的価値を失ってしまった。現在はデジタルツインによって、われわれはBIMモデルにある成分デジタルコンポーネントを備えるエンジニアリングデータをスターティングポイントとして可能性を切り開き、ドローン調査やリアリティーモデリングによってデジタルコンテクストを継続的にリフレッシュし、さらに、これは本当にエキサイティングであるが、ライフサイクルのデジタルクロノロジーに沿ってアセットの目的適合性をモデル化し、シミュレーションすることを継続する。最終的に、BIMモデルのエンジニアリングデータの価値は建築へのハンドオフを超え、さらに運用へのハンドオーバーを超えて拡大し、プロジェクトとアセットパフォーマンスの両方を保証し、向上させる。エバーグリーンなデジタルツインを通じてBIMを4Dに進めることは、デザインモデルとシミュレーションが単なるプロジェクト成果物に比べ、生きたアセットのデジタルDNAとして役に立つことができる!」と語った。

▽デザイン統合のための新しいデジタルツイン・クラウドサービス
Bentleyのデザイン統合製品は、デスクトップアプリケーションからクラウドサービスまでに広がり、組織がインフラストラクチャーアセットのデジタルツインを4Dビジュアル化し、分析することを可能にする。iTwinサービスは、デジタル情報管理者がさまざまなデザインツールで作成されたエンジニアリングデータを生きたデジタルツインに組み込み、現行のツールないしはプロセスに混乱を起こさずに、それをリアリティーモデリングとその他の関連データと連携させる。

iTwin Design Reviewは、より迅速なデザインレビューのセッションを促進する。iTwin Design Reviewは、プラクティショナーがハイブリッド2D/3D環境での「アドホック」デザインレビューを開始することを可能にするほか、デジタルツインで作業するプロジェクトチームがデザインレビューと多分野デザイン調整を実施することも可能にする。iTwin Design Reviewは以下のワークフローを提供する。

*(プラクティショナー向け)3Dモデルのエレメントにマークアップおよびコメントを直接添付し、3D環境から離れることなく2Dと3Dのビュー間を切り替えることができる。

*(ProjectWiseを使用するプロジェクト向け)4Dデジタルツインをビジュアル化し、プロジェクトのタイムラインに沿ってエンジニアリング変更を記録し、誰が、何を、いつ変更したかの責任ある記録を提供する。

*iTwin OpenPlant Design ServiceはOpenPlantユーザーに分散作業環境と、プラントデジタルコンポーネントの2Dと3D説明の双方向参照を提供する。

▽オープンモデリングアプリケーションとオープンシミュレーションアプリケーション
分野別のデジタルコンポーネントの共有とデジタルワークフローの結び付けは、オープンモデリング環境の根幹である。アセットタイプおよびソリューションに特殊化したMicroStationベースのエンジニアリングおよびBIMアプリケーションから成るBentleyのオープンモデリング環境は、コラボレーションを促進し、あらゆるアプリケーションの多分野成果物のクラッシュ解決と生成を可能にする。

MicroStationプラットフォームでのアプリケーション構築は、相互運用性、コネクテッドデータ環境へのアクセス、共通コンポーネントライブラリーのためのComponents Centerやジェネレーティブデザイン能力のためのGenerativeComponentsなどのデジタルサービスを確保する。さらに、統合エンジニアリング分析およびシミュレーションは、デザイナーがさまざまなシーンで反復し、初期デザインだけでなく、その後の介入やインフラストラクチャーアセットの設備改良に向けて、最も適切なソリューションを実現することを支援する。

*オープンモデリングアプリケーション・アップデート
(新規)OpenWindPowerは、地質工学、構造、配管分析・デザインアプリケーション、分野間のデータ交換ワークフローの自動化における相互運用性を提供し、固定および浮遊するオフショア風力発電基地の設計と運用におけるリスクを最小限に抑える。OpenWindPowerは、風力タービンモデルのユーザーが設計状況をチェックし、分析を実行し、リスクを緩和し、予測性能の洞察を生成することを可能にする。

*POWERCHINA Huadong EngineeringのNew Energy Research Instituteの次席エンジニアであるビン・ワン博士は「OpenWindPowerは、設計サイクル全体を短縮し、大規模な設計マージンの問題を効果的に解決し、オフショア風力発電開発のコストを軽減する」と語った。

*(新規)OpenTowerは新しい通信タワーのデザイン、ドキュメンテーション、ファブリケーションに加え、継続的に設備をアップデートする必要があるタワーオーナー、コンサルタント、キャリアの既存の通信タワーの迅速な再分析のため専用のアプリケーションである。OpenTowerの導入は、来るべき5G展開にタイミングを合わせている。

*F.L. Cruz Engineering Consultancyのフレデリック・L・クルス社長兼最高経営責任者(CEO)は「Bentleyのアプリケーションの支援を受け、タワー設計および分析は、より容易で迅速、かつ信頼できるものになった。Bentleyのアプリケーションはさらに、当社のクライアントに満足、信頼、安心をもたらし、公共の安全を向上させている」と語った。

*OpenBuildings Station Designerは現在LEGIONを含み、ステーションビルディングの機能性の高いスペースレイアウトと歩行者の移動進路を最適化することによって、設計品質を向上させる。

*OpenSite Designerは現在、住居機能を含み、住居区画と区画格付け、特別区画創設のコンセプトおよび設計をサポートする。

*OpenBridge Designerは現在、OpenBridge Modeler と、LEAP Bridge Concrete、LEAP Bridge Steel、RM Bridge Advancedの分析および設計機能を組み合わせている。

*OpenRoads SignCADはOpenRoadsを強化し、新規ないしは既存の車道設計の中の表示の3Dモデリングを行う。

*オープンシミュレーションアプリケーション・アップデート
(新規)Bentley Systemsは、Citilabsを買収し、同社のCUBE交通シミュレーションがOpenRoadsから直感的に利用可能となると発表した。

*PLAXISおよびSoilVision地質工学アプリケーションによって、エンジニアは有限要素法ないしは限界平衡法のいずれかを交互に使用して、複合分析メソッドを行うことが可能になる。RAM、STAADとの新しい相互運用性とOpenGroundは、土壌、岩盤、関連構造の統合デザインおよび分析向けの総合的な地質構造ソリューションの品質を向上させる。

▽デザイン統合のためのデジタル共同ベンチャー
*(シーメンスとともに)BentleyのOpenRoadsは、マイクロレベルの交通シミュレーションのためにシーメンスのAimsun(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2616225-1&h=2521253148&u=https%3A%2F%2Fc212.net%2Fc%2Flink%2F%3Ft%3D0%26l%3Den%26o%3D2616225-1%26h%3D718919487%26u%3Dhttp%253A%252F%252Fwww.aimsun.com%252F%26a%3DAimsun&a=Aimsun)を活用する。

*(シーメンスとともに)来るべきOpenRail Overhead Line Designerは、OpenRoads DesignerとSimens SICAT Masterを統合している。

*(シーメンスとともに)OpenRail-Entegro Train Simulatorは、Siemens EntegroおよびAutomatic Train Control Simulationと、Bentleyの鉄道運用デジタルツイン向けのContextCapture、OpenRail ConceptStation、OpenRail Designer、LumenRTを組み合わせている。

キャプションとイメージ(イメージはBentley Systems提供):
Bentley SystemのSACSは深海に建設された浮遊風力タービンに適合する(https://www.bentley.com/-/media/Images/Press%20Release%20Images/2019/SACSWindTurbineResultsViewer6a-1920X1080)、

BentleyのOpenSite Designerは、コンテクストに沿って住宅区画、区画格付け、特別区画創設を可能にする(https://www.bentley.com/-/media/Images/Press%20Release%20Images/2019/Parceling-LumenRT_1920x1080)。

OpenBuildings Station Designerは現在、LEGION Model Builderを含み設計品質と機能性のあるスペースを向上させる(https://www.bentley.com/-/media/Images/Press%20Release%20Images/2019/OpenBuildingsLegion-1920x1080)。

▽Bentleyのデザイン統合製品
Bentley Systemは、インフラストラクチャーデザイン統合向けに独自の総合的かつ独自にオープンなモデリングアプリケーションと、オープンシミュレーションアプリケーションを提供する(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2616225-1&h=3529853263&u=https%3A%2F%2Fc212.net%2Fc%2Flink%2F%3Ft%3D0%26l%3Den%26o%3D2616225-1%26h%3D1919057581%26u%3Dhttps%253A%252F%252Fwww.bentley.com%252Fen%252Fsolutions%252Fproject-delivery%252Farchitecture-and-engineering%26a%3Ddesign%2Bintegration&a=design+integration)。OpenRoads、OpenBuildings、OpenRail、OpenPlant、OpenBridge、OpenSiteを含むBentleyのオープンモデリングアプリケーションは、MicroStationの継続的に進化するモデリング環境を共有して、それぞれのエンジニアリングおよび建築分野をサポートするともに、インフラストラクチャー・コンセプショニアリング(ConceptStationアプリケーション)、デザイン(Designerアプリケーション)、コンストラクショニアリング向けの全分野におけるデジタルワークフローの自動化と反復を可能にする。STAAD、SACS、PLAXIS、AutoPIPE、RAM、LEAP、MOSES、LEGION、LARS、CUBEを含むBentleyのオープンシミュレーションアプリケーションは、コンプライアンス、レジリエンス、スループットを保証し、向上させる。すべてのプロジェクト向けのデザイン統合は、市場をリードするiModelベースのサードパーティーとの相互運用性によって進歩している。

プラクティショナーおよびプロジェクト向けのDesign Reviewクラウドサービスを含むBentleyのiTwinサービスは、「エバーグリーン」4Dデジタルツインを通じてBIMを進化させ、オープンモデリングアプリケーションとオープンシミュレーションアプリケーションによるデザインエンジニアの作業がアセットライフサイクル全体で目的適合性を維持することによって価値を付加し続ける。

2019年、ARCのEngineering Design Tools for Plants, Infrastructure, and BIM市場調査は、Bentleyを全体で第2位、Electric T&D、Communications、Water/Wastewaterで第1位にランク付けした。Engineering News-Record Top 640 Design Firmsの中で、90%以上が他分野にわたるデザイン統合のBentleyポートフォリオに依存している。

▽Bentley Systemsについて
Bentley Systemsは、公共事業、ユーティリティー、工業プラント、デジタルシティー(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2616225-1&h=1547373301&u=https%3A%2F%2Fc212.net%2Fc%2Flink%2F%3Ft%3D0%26l%3Den%26o%3D2616225-1%26h%3D3597606272%26u%3Dhttps%253A%252F%252Fwww.bentley.com%252Fen%252Fsolutions%252F3d-cities%26a%3Ddigital%2Bcities&a=digital+cities)を含む設計、建設、操業のエンジニア、アーキテクト、地理空間プロフェッショナル、建築家、オーナー経営者向けのソフトウエアソリューションで世界をリードするプロバイダーである。BentleyのMicroStationベースのオープンモデリングアプリケーションと、そのオープンシミュレーションアプリケーションは、設計統合を加速する(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2616225-1&h=3529853263&u=https%3A%2F%2Fc212.net%2Fc%2Flink%2F%3Ft%3D0%26l%3Den%26o%3D2616225-1%26h%3D1919057581%26u%3Dhttps%253A%252F%252Fwww.bentley.com%252Fen%252Fsolutions%252Fproject-delivery%252Farchitecture-and-engineering%26a%3Ddesign%2Bintegration&a=design+integration)。そのProjectWiseおよびSYNCHRO製品はプロジェクトデリバリーを加速する(
https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2616225-1&h=3463496899&u=https%3A%2F%2Fc212.net%2Fc%2Flink%2F%3Ft%3D0%26l%3Den%26o%3D2616225-1%26h%3D1930966603%26u%3Dhttps%253A%252F%252Fwww.bentley.com%252Fen%252Fproducts%252Fproduct-line%252Fproject-delivery-software%26a%3Dproject%2Bdelivery&a=project+delivery)。そのAssetWise製品はアセットおよびネットワークパフォーマンスを加速する(
https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2616225-1&h=2803213724&u=https%3A%2F%2Fc212.net%2Fc%2Flink%2F%3Ft%3D0%26l%3Den%26o%3D2616225-1%26h%3D975908125%26u%3Dhttps%253A%252F%252Fwww.bentley.com%252Fen%252Fproducts%252Fbrands%252Fassetwise%26a%3Dasset%2Band%2Bnetwork%2Bperformance&a=asset+and+network+performance)。インフラ・エンジニアリングに及ぶBentleyのiTwinサービスはBIMおよびGISを4Dデジタルツインに抜本的に前進させる。

Bentley Systemsは3500人の仲間を雇用し、170カ国で年間7億ドルの収益を上げ、2014年から研究、開発、買収に10億ドルを投資してきた。1984年の創業から、同社はベントレー兄弟5人の創業家が過半数を所有している。www.bentley.com

Bentley、Bentleyロゴ、AssetWise、AutoPIPE、Citilabs、ContextCapture、CUBE、Generative Components、iTwin、iTwin Design Review、iTwin Services、LEAP、LEGION、LumenRT、MicroStation、MOSES、OpenBridge、OpenBridge Designer、OpenBridge Modeler、Open Buildings、OpenBuildings Station Designer、OpenGround、OpenPlant、OpenRail、OpenRoads、OpenSite、OpenSite Designer、OpenTower、OpenWindPower、PLAXIS、ProjectWise、RAM、RM Bridge Advanced、SACS、SignCAD、SoilVision、STAAD、SYNCHROは、Bentley Systems, Incorporated、ないしは直接、間接の完全所有子会社の登録ないしは未登録商標、ないしはサービスマークである。その他のブランド、製品名はそれぞれの所有者の商標である。

Twitterでフォローを:
@BentleySystems

ソース:Bentley Systems

▽報道関係問い合わせ先
Jennifer Maguire
+1 610 458 2695
jennifer.maguire@bentley.com