選べる5タイプ、ハイブリッドモデルは「e:HEV」
今回のフルモデルチェンジで4代目となる新型フィットは、歴代のモデルで継承されている広い室内空間や使い勝手のよさはそのままに、グローバルで通用する新しい時代のコンパクトカーのスタンダードを目指して開発された。新しいクルマづくりの考え方として、数値では表せない「感性価値」を追求し、ユーザーの生活に寄り添うような4つの心地よさを具現化した。
またライフスタイル・ライフステージに合わせて選択できる5つのタイプを揃えた。
さらにハイブリッドモデルには、高い環境性能と心地よい走りの両立を目指して開発した2モーターハイブリッドシステムをホンダのコンパクトカーとして初めて搭載し、「e:HEV(イーエイチイーブイ)」の名称で導入する。
新型フィットの主な特徴
心地よい視界
フロントピラーを従来とは異なる断面構造にするとともに、万が一の衝突時にはボデーへ荷重を流す構造を採用。十分な衝突安全性能と、ワイドで優れた視認性を両立させた。
またインテリアパネルは水平・直線基調のデザインにするとともに、車内からはワイパーを見えにくくすることで、運転時の心地よい視界を実現している。
座り心地
フロントシートには、上級セダンへの搭載も見据えて新しく開発した、新世代のボディスタビライジングシートを採用した。身体をしっかり保持する面支持構造とすることで長時間ドライブでも疲れにくく、やわらかな座り心地を実現したシート構造とした。
またリアシートは従来同等のシートアレンジとし、大人がストレスなく座れる広さと厚みのあるパッドを採用することで、上級セダン並の快適な座り心地を実現している。
乗り心地
小型化した新しい2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」により、日常シーンのほとんどをモーターでなめらかに走行。優れた環境性能とともに、心地よい走りと力強い加速で快適な乗り心地となっている。
使い心地
歴代フィット同様の広い室内空間は継承しつつ、普段の生活から長距離ドライブまで、乗員全員が快適に過ごせるよう、ストレスなく使える収納レイアウトなど、移動をサポートする使い心地となっている。
個性豊かな5つのタイプ設定
BASIC(ベーシック)
「ベーシック」はデザイン性と快適性を備えた基本のタイプとして、やわらかな表情をつくるフロントフェイス、シームレスで流れるようなフォルムなど、親しみを感じさせるシンプルなデザインとした。
CROSSTAR(クロスター)
「クロスター」は、街にもアウトドアにも似合う専用のクロスオーバーSUV風のエクステリアデザインと大径タイヤを採用。インテリアにはシートとインパネソフトパッドの表皮に撥水性の高い素材を採用するなど、コンパクトでありながらタフなイメージを高めた。
HOME(ホーム)
「ホーム」は良質な素材を用いたナチュラルな風合いの織物のシート、本革ステアリングやプライムスムースのソフトパッドなど全体のカラーや素材を揃え、質感が高くリラックスできるこだわりの空間を目指した。
NESS(ネス)
「ネス」は気分が盛り上がるカラーコーディネートとともに、シートとインパネソフトパッドの表皮に撥水性の高い素材を採用。ドライブがよりいっそう楽しくなる、フィットネススポーツのような、軽快でファッショナブルなタイプとした。
LUXE(リュクス)
「リュクス」は優雅で心地よい時間が過ごせる空間を目指し、質感や手触りのよさを追求した専用の本革シートを標準装備。エクステリアにはプラチナ調クロームメッキや専用デザインの16インチアルミホイールを採用し、上質感を高めた。
先進の安全運転支援技術
安心・快適な運転を支援する、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」に、前方を広角に検知するフロントワイドビューカメラを新たに採用した。
車両前後に装着された計8つのソナーセンサーとの組み合わせにより従来機能を拡充するとともに、ホンダとして初めて近距離衝突軽減ブレーキを追加。全タイプで標準装備とした。
安心・快適なコネクテッドサービス
ホンダ車専用車載通信モジュール「Honda CONNECT(ホンダ コネクト)」を日本初搭載。
スマートフォンによるリモート操作や、事故などの緊急時にクルマ自体が緊急サポートセンターに繋がり迅速で的確な対応が可能となるトラブルサポートにくわえ、異常を検知した際にガードマンを派遣できる「Honda ALSOK 駆けつけサービス」、これらのサービスを提供する「ホンダ トータル ケア プレミアム」を新型フィットより導入する。