即位礼正殿の儀を祝い諏訪神社に記帳所 各海保も万国旗などで祝う

天皇陛下の即位礼正殿の儀を祝い記帳する親子連れ=長崎市、諏訪神社

 天皇陛下の「即位礼正殿(せいでん)の儀」に合わせて長崎市上西山町の諏訪神社は22日、拝殿前に記帳所を設置し、市民らが足を運んだ。
 記帳した西彼長与町高田郷の会社員、尾崎隆造さん(59)は「陛下とは生まれた年が同じで親しみがある。健康に公務を果たしてほしい」、市立大浦小2年の嵜本尚和人(なおと)君(8)は「令和は平和な世の中で、自分も幸せでいたい」と話した。記帳所の設置は11月末まで午前8時~午後5時。署名は県神社庁を通じ宮内庁に届ける。
 長崎海上保安部は同日、同市伊王島町1丁目の伊王島灯台に万国旗を、松が枝町の巡視船艇基地で巡視船「ほうおう」に国際信号旗をそれぞれ装飾。佐世保海保も佐世保市干尽町の基地で巡視船「あまみ」に国際信号旗を装飾して祝った。

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