東街区 25日先行オープン 諫早・栄町 市街地再開発 雑貨店、カフェなど入居

地元野菜や日用雑貨など地域密着型の店舗がそろうアエルイースト=諫早市栄町

 長崎県諫早市の栄町東西街区市街地再開発事業で建設していたビル2棟が完成し、店舗や駐車場が入る東街区(アエルイースト)が25日、先行オープンする。地元農産物や日用雑貨、カフェ、洋菓子などを扱う店舗が入り、地元密着型で市中心部のにぎわい創出を目指す。開業を祝い、地元のアエル中央商店街は25日午前11時半から餅まきを行う。
 同事業は地元地権者でつくる再開発組合が2018年1月に着工。栄町アーケードの東西を挟む形の敷地約8千平方メートルにビル2棟を建設、9月末に完成した。
 先行オープンする東街区は5階建て、延べ床面積約7千平方メートル。再開発ビル建設前のビルに入居していた「いさはや市場」を含む4店舗に続き、ベーカリーなども開店する。2階以上の駐車場(224台)は4日から供用。地元企業でつくる「タマチ」(橋本正社長)が店舗の運営、管理にあたる。
 10階建ての西街区は1階に店舗、2階に民間保育所と市の(仮称)子ども・子育て総合センターが入る。3~10階のマンション(75戸)は近く入居が始まり、同センターを除く部分は来年4月、正式オープンする。

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