一生懸命に店頭業務 アウトレットとイオン高岡南 石動高生が販売実習

店内の清掃に取り組む生徒

 石動高校商業科の販売実習が23日、小矢部市の三井アウトレットパーク北陸小矢部と高岡市のイオン高岡南店で始まり、2年生37人が店頭で仕事を体験した。25日まで。

 売り場の状況を知るとともに業務に携わり、実践的なコミュニケーション能力を身に付けるのが目的。毎年この時期に実施しており、地元の三井アウトレットパーク北陸小矢部で初めて行った。

 アウトレットでは17人が参加し、オリエンテーションで施設の概要を聞いた。衣料店や飲食店など8カ所に分かれ、担当者から店のコンセプトを聞いたり店内を清掃したりした。初日とあって生徒はやや緊張した様子だったが、一生懸命に業務に取り組んでいた。

 1階の「S(ス)TA(タ)N(ン)LEY(レー) CA(カ)FE(フェ)」で実習している埴野愛結さんと村上翔人さんは「接客のポイントを学びたい」「元気よく頑張りたい」と意気込んでいた。

© 株式会社北日本新聞社