学校教育の在り方を議論 27日、意見交換会 三浦

 神奈川県三浦市の今後の学校教育について市民同士で考えを交わす意見交換会が27日、市民交流センター(同市初声町下宮田)で催される。市民有志でつくる「三浦まちづくりの会」の主催で、同会は参加者を募集している。

 市教育委員会は、市立学校のこれからの教育の方向性を示す「市学校教育ビジョン案」を6月に公表。小中一貫教育の推進や、8小学校を中学校の数(3校)に合わせて3校へ統廃合することを2025年度をめどに目指すとした。

 一方、市民へのパブリックコメント(意見公募)では、ビジョン案に対し、通学が困難にならないかといった疑問の声が多く上がった。このため、同会は未来の学校教育の在り方について議論を深める場が必要と企画した。

 意見交換会は継続的に実施する予定。同会事務局の担当者は「学校は地域コミュニティーの中心で、保護者だけでなく地域全体で考える問題。多くの人に関心を持ってもらえたら」と話している。

 午後3~5時。参加費100円。問い合わせは、同会事務局電話046(881)0370。

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