【WS第2戦】7回表一挙6得点 ナショナルズ敵地で連勝

【ナショナルズ12-3アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

ナショナルズがスティーブン・ストラスバーグ、アストロズがジャスティン・バーランダーと両リーグの最多勝投手による投げ合いとなったワールドシリーズ第2戦は、初回に2点ずつを取り合ったものの、両投手の力投により2対2の同点のまま終盤に突入。7回表にナショナルズがカート・スズキのソロ本塁打で勝ち越しに成功すると、その後はアストロズのリリーフ陣に猛攻を浴びせ、7回表に大量6点、8回表に3点、9回表にも1点を追加し、終わってみれば12対3の大勝となった。敵地で連勝となったナショナルズは、先発のストラスバーグが6回7安打2失点の力投で勝利投手(1勝0敗)に。一方、アストロズ先発のバーランダーは7回途中7安打4失点で敗戦投手(0勝1敗)となった。

1回表にナショナルズがアンソニー・レンドンの2点タイムリー二塁打で先制し、その裏にアストロズはアレックス・ブレグマンが同点の2ラン本塁打。試合はそのまま7回表に突入したが、ナショナルズがスズキの一発で勝ち越しに成功すると、一死二・三塁からアストロズは今季初の敬遠で満塁策をとった。しかし、ナショナルズはハウィー・ケンドリックとアズドゥルバル・カブレラの連続タイムリーで3点を追加し、さらにライアン・ジマーマンのボテボテの内野安打が三塁ブレグマンの悪送球を誘って一挙6得点のビッグイニングに。8回表にアダム・イートンの2ラン本塁打とカブレラのタイムリーで3点、9回表にマイケル・A・テイラーのソロ本塁打で1点を追加し、12対3で大勝した。アストロズはバーランダーが史上初となるポストシーズン通算200奪三振を達成するなど力投したが、リリーフ陣が大誤算。移動日を1日挟み、戦いの舞台は第3戦からナショナルズ・パークへ移される。

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