那須塩原ラーメン+滑川産白ネギ 滑川高校商業科が販売へ

滑商のメンバーが見守る中、ラーメンを試食する有磯海サービスエリア職員=滑川高校

 滑川高校(滑川市加島町)の商業科でつくる模擬株式会社「滑商(かっしょう)」は、姉妹都市・栃木県那須塩原市のご当地ラーメンに滑川市産の白ネギをトッピングし、26、27両日の販売実習で売り出す。24日に同校で試食会を開き、味を確かめた。

 ラーメンは、栃木県産の小麦粉を使った「四代目がんこラーメン」の鶏がらしょうゆ味。那須塩原市の企業が地元で販売している。

 この日は北陸自動車道有磯海サービスエリア上り線(滑川市)の職員が柳原英志校長と試食。「おいしい。あっさりして食べやすい」などと感想を話した。

 販売実習は滑川市民交流プラザで午前10時から行う。姉妹都市の長野県小諸市や北海道豊頃町の特産や滑商オリジナルの「海洋深層水トマトジェラート」など多彩な品をそろえる。滑商社長の藤井凌さん(3年)は「姉妹都市には台風の被害があった県もあり、被災者の方を元気付けられるイベントにしたい」と話した。

あっさりとしたしょうゆ味が好評だったがんこラーメン
販売実習についてチラシで説明を受ける有磯海SA職員(奥)

© 株式会社北日本新聞社