児童生徒の問題行動などの調査

 県教育委員会が行った児童生徒の問題行動などについての調査で、県内のいじめの認知件数が過去2番目の多さであったことが分かりました。

 調査は昨年度、県内すべての小中学校と高校で行われました。

このうち、確認されたいじめの認知件数は全体で7468件で、調査が始まった昭和60年以降で2番目の多さです。

この結果を受け、県教育委員会は「学校がよく生徒のことを見ているからこその増加だ」と肯定的に捉えています。

一方、不登校の状況は小・中・高ともに昨年度より増加しています。

要因としては、学習意欲の低下やスマートフォンの依存などが挙げられます。

県教育委員会では不十分なところを検討し、来年度の施策に活かしたいと話しています。

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