きょう25日(金)は東海~東北の太平洋側を中心に、局地的に非常に激しい雨のおそれがあり、土砂災害や河川の増水・氾濫に警戒が必要となる。また北~東日本の太平洋沿岸では、台風21号による高波にも警戒したい。
東海~東北 非常に激しい雨のおそれ 台風19号の被災地は少しの雨でも警戒
本州の太平洋沿岸を東へ進む低気圧の影響で、東海~東北では断続的に雨となり、局地的に非常に激しい雨のおそれもある。
土砂災害や河川の増水・氾濫に警戒が必要だ。
特に台風19号で大きな被害を受けた地域は、少しの雨でも土砂災害や洪水の危険度が高まるおそれがある。
西日本では、西から次第に天気が回復し、日の差す所もありそうだ。
強い台風21号 高波に警戒を
台風21号は午前3時現在、日本の東にあり強い勢力で北東へと進んでいる。中心の気圧は、960ヘクトパスカル。
台風21号や低気圧などの影響で、北~東日本の太平洋側を中心に東寄りの風が強く吹く予想。海はしける見込みで、うねりを伴った高波に警戒が必要だ。
北~東日本 日中も肌寒い 西日本は夏日の所も
日差しが届かず、北~東日本は広い範囲できのう24日(木)より気温が下がる予想。最高気温は18℃前後の所が多く、日中も肌寒く感じられそうだ。
一方、西日本は日中、日の差す所もあり気温はきのうより上がる見込み。25℃以上の夏日となる所もありそうだ。(気象予報士・保科 宗一朗)