富山ダイハツ販売・ファーレン富山、新聞広告賞優秀賞  都内で贈賞式 

(上)賞状を受け取る荻原社長(右) (下)トロフィーを受け取る土井社長(右)

■本紙は企画部門奨励賞

 日本新聞協会の「新聞広告賞」贈賞式は24日、東京都港区の東京プリンスホテルで開かれ、富山ダイハツ販売(富山市千歳町、荻原道郎社長)とファーレン富山(同市掛尾町、土井勝幸社長)に広告主部門の優秀賞が贈られた。北日本新聞社は新聞社企画部門の奨励賞を受けた。

 広告主部門で県内広告主が優秀賞に選ばれるのは3年ぶりで、2作品同時は初めて。式で荻原社長と土井社長が広瀬兼三同協会副会長から賞状とトロフィーを受け取った。荻原社長は「うれしく思う。今後も企業活動を工夫して発信したい」、土井社長は「光栄なこと。車を身近に感じてもらえればうれしい」と話した。

 富山ダイハツ販売の「2019年新年企業広告」は、今年元日付の本紙に掲載された。県内の交通事故件数のグラフを立山の峰々に見立てるなどし、交通安全への願いを表現した。

 ファーレン富山の広告は昨年9月30日付と今年3月31日付の本紙別刷り「ヤング北日本」に掲載。漫画を通じ車の魅力をPRしており、若い世代の興味を引くとして関心を集めた。

 北日本新聞社の「未来の富山(THE MESSAGE)」は、昨年7月2日付から12月30日付まで13回にわたって掲載。映画界の巨匠、オリバー・ストーン監督を県内に招いた講演会を詳報するなどした。式には沢井営業局長が出席した。

 今年の広告主部門は276作品の応募があり、大賞1点、広告賞5点、優秀賞17点が選ばれた。新聞社企画部門は65作品が集まり、広告賞と奨励賞にそれぞれ5作品が選ばれた。

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