J1川崎が今季で契約満了となる鬼木達監督(45)に対し、来季の続投を要請することが26日、クラブ幹部への取材で分かった。鬼木監督もオファーを受ける見通しだ。
コーチから昇格した鬼木監督は2年契約を結んで就任した1年目の2017年にリーグ戦でクラブ初優勝をもたらし、2年目の昨季はリーグ最多得点、最少失点で2連覇を達成。その功績が評価され、今季まで契約を延長していた。
3年目の今季は、リーグ戦ではここまで12勝12分け5敗の勝ち点48。残り5試合で首位鹿島と勝ち点差8の6位と3連覇達成が厳しい状況になっている。それでもルヴァン杯初優勝に導いた手腕はあらためて高く評価されており、クラブ幹部は「けが人が多い中、選手の状態をよく見極めながら勝ち点を積み上げている」などと話した。