防犯・交通ルール学ぶ 富山で外国人留学生9カ国50人

110番通報の練習をする外国人留学生(左)

 県警国際捜査課と富山中央署は25日、富山市安野屋町の旧安野屋小学校体育館で、外国人留学生を対象に防犯・交通安全講習を開いた。

 井上数也国際捜査課長が「留学生がよく使う自転車の盗難が増えている。犯罪に遭わないよう防犯・交通ルールを学びましょう」とあいさつ。同市の富山国際学院(宮田妙子理事長)に通うベトナムや中国、ウクライナなど9カ国の約50人が、自転車の施錠の重要性や交通標識の読み方を教わった。シミュレーターを使って自転車の安全な乗り方を体験し、110番の練習にも取り組んだ。

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