100均で全部そろう!ロッドメンテナンスに役立つ道具と使い方 汚れたロッドのメンテナンス方法についてご紹介。必要なものは全て100円ショップで揃うため、コストもかかりません。「最近、サボっちゃってるなぁ〜」というそこの読者の方。この機会に実践してみては?

うわ……ロッドめっちゃ汚れてる

時間を見つけては毎日のように釣りをしていますが、ついついロッドの掃除が疎かになっている、TSURI HACKライター小林です。

蓄積された汚れをみていたら、「日々お世話なっているロッドに申し訳ない」という感情がこみ上げてきたので、メンテナンスをしてみることに。

「忙しくて、最近できてないなぁー(汗)」という、私と同じタイプの方。

お金も手間もかからないので、こちらの記事を参考に一度トライしてみてください。

ロッドメンテナンスの道具は100均で

今回揃えた道具たち。全て100均で揃えることができます。コストはほとんどかかりませんね。

アイテム①:メラミンスポンジ

奥様の必需品、「メラミンスポンジ」。本来は水廻りを掃除するときに使うアイテムですが、ロッドメンテナンスにも大活躍。

普及品なので、シンク下にストックしているご家庭も多いのではないでしょうか?

使い方は簡単。水に濡らして軽くこするだけ。みるみるロッドが綺麗になります。

この通り。汚れが「見える化」され、どれぐらい取れたのか確認できるのも良いですね。(すっきり)

アイテム②:掃除用の小型ブラシ

どうせなら細部まで汚れを綺麗にしておきたかったので、柔らかい毛先をもつ、こんなブラシを用意してみました。

激落ちくんでは取れなかった、細部のしつこい汚れにもバッチリです。とくにリールシート周りに蓄積したしつこい汚れを、このブラシが掻き出してくれます。

ガイドフットの付け根なども、これでキレイにしちゃいましょう。指先が入らないような、細かな部分まで掃除することができます。

アイテム③:マイクロファイバー布巾

こちらは仕上げに乾拭きするための布巾。

マイクロファイバーがオススメですが、手ぬぐいなど薄手の生地のものも扱いやすくオススメです。

車の掃除と同じく、マイクロファイバーで仕上げるのが美しさを引き出すコツ。

軽く拭いてあげると、ようやくロッド本来の美しい輝きが。いやー、気持ちいい。

汚れが軽い場合は『重曹スプレー』を

汚れが軽い場合や、日々のメンテナンスには『重曹』を使ったスプレーを自作しておくと便利です。

化粧品売り場などに置いてある、こんな手頃な容器も忘れずに用意しておきましょう。

自作重曹スプレーの作り方

自作重曹スプレーの作り方はいたって簡単。適量の重曹と水を混ぜておくだけです。

目安としては水200mlに対して、重曹小さじ2杯ぐらい。これだけで、掃除用『万能スプレー』が完成します。

あとはスプレーして拭き取るだけ

このようにスプレーして拭き取るだけで、ロッドの輝きが増します。(本来なら毎度の釣行ごとにやったほうがいいのかも)

重曹の割合が多すぎると、ネタついたりするので気をつけましょう。また、乾くと白くなったりするので、必ず乾拭きも忘れずに。

ちなみにこの重曹スプレー、フローリングの手入れやカーテン・衣類の消臭にも使えるみたいです。一本作っておくと何かと便利かもしれませんね。

ロッドの汚れ具合に応じてメンテナンス!

ということで、今回は日頃からお世話になっている『マイロッドさん』のメンテナンスをやってみました。

かなり長い間サボっていたんですが……。ん~、やってみると良いものですねぇ。

コストもかかりませんし、非常に気持ちがいい。今まで以上に愛着が湧くのも、メンテナンスの醍醐味なのかもしれません。

みなさんも、ぜひ一度トライしてみることをオススメしますよ。

撮影:DAISUKE KOBAYASHI

この記事を書いた人

小林大介

愛知県出身徳島県在住。映像クリエイター、フォトグラファーとして地方の限界集落で活動中。山の猟師でもあり、デジタルとアナログの両極端な生活を楽しんでいます。

海、川、ルアー、エサ釣りと限らず、楽しく美味しい釣りはなんでもトライするのが信条です。

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