【MLB】ア軍新人右腕がPS初先発で5回無失点 メキシコ出身で2人目のWS先発勝利投手に

WS初勝利を挙げたアストロズのホセ・ウルキディ【写真:Getty Images】

1981年のWSでドジャースのバレンズエラが勝利投手になって以来の快挙

■アストロズ 8-1 ナショナルズ(ワールドシリーズ・日本時間27日・ワシントンDC)

 アストロズは26日(日本時間27日)、敵地で行われたナショナルズとのワールドシリーズ第4戦に8-1で快勝。2連勝で2勝2敗のタイに戻した。先発した新人のホセ・ウルキディ投手が5回を2安打4奪三振無失点の好投で勝利をもたらした。メキシコ出身の24歳は今年7月でメジャーデビューしたばかり。ポストシーズン初先発で結果を残した。

 MLBスタッツはツイッターで「メキシコ生まれの先発投手としてワールドシリーズに勝ったのは、フェルナンド・バレンズエラに次いで2人目となった」と指摘。さらに「ポストシーズン初先発がワールドシリーズで、その試合を無失点に抑えたのは(ディビジョンに分かれた)1969年以降ではジョン・レスターに次いで2人目」と紹介した。また「ESPN」スタッツ&インフォはツイッターで「過去30年間のワールドシリーズで先発して無失点に抑えた4人目のルーキーとなった」と伝えた。

 バレンズエラ(ドジャース)は、ヤンキースと対戦した1981年のワールドシリーズで勝利投手になった。ジョン・レスター(当時レッドソックス、現カブス)はロッキーズと対戦した2007年のワールドシリーズ第4戦に先発し、勝利投手になっている。(Full-Count編集部)

© 株式会社Creative2