長崎で国際交流フェス 「サリー」試着や食紹介

ネパールの民族衣装「サリー」を試着する森さんら(左から2人目)=長崎県庁

 世界各国の文化に触れ、交流を深める「ながさき国際協力・交流フェスティバル」が27日、長崎市尾上町の県庁1階エントランスホールなどであり、家族連れなどでにぎわった。
 県内在住の外国人と触れ合い、互いに理解を深めようと県国際交流協会(宮脇雅俊理事長)が主催し21回目。県内で国際交流に取り組む34団体が活動内容の展示や体験コーナーなどを設け、各国の食や雑貨などを紹介、販売した。
 家族4人で訪れた長崎市八幡町の医師、森芙美さん(38)は、ネパールの民族衣装「サリー」を試着。「1枚の布がドレスみたいになるのはすごい知恵。外国人を身近に感じることは少ないのでいいイベントだと思う」と話した。着物や茶道、箏(こと)など日本文化を体験できるコーナーもあり、留学生らが着物に袖を通して記念写真に納まっていた。

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