若手の音色響く とやま室内楽フェスジャンプスタートコンサート

集中ワークショップの成果を披露する岡本さん(左)と阿部さん

 とやま室内楽フェスティバル2019のジャンプスタートコンサートは28日、魚津市の新川文化ホールで開かれた。集中ワークショップで演奏技術を磨いた若手奏者26人が、みずみずしい音色を響かせた。

 富山ゆかりの岡本蒼馬さん(チェロ)と阿部大樹さん(ピアノ)、富山市出身の渋谷優花さん(バイオリン)と戸島園恵さん(ピアノ)、サントリーホール(東京)室内楽アカデミー受講生が出演した。岡本さんと阿部さんはメンデルスゾーンの「チェロソナタ第2番ニ長調」を生き生きと奏でた。

 集中ワークショップは22日から28日まで魚津市の新川学びの森天神山交流館であり、参加者は寝食を共にして学んだ。同フェスティバルは実行委員会(委員長・高木繁雄北陸銀行特別参与)主催、県、北日本放送、北日本新聞社共催。

© 株式会社北日本新聞社