Sodraのブレークスルーが大規模な繊維リサイクルを可能にする

Sodraのブレークスルーが大規模な繊維リサイクルを可能にする

AsiaNet 81300(2113)

【ベクシェー(スウェーデン)2019年10月28日PR Newswire=共同通信JBN】
*現在、合成した織物からの繊維の大規模リサイクルは世界で誰にもできない。Sodraは今、ファッション及び織物産業で循環を可能にするユニークなソリューションを持っている。

Sodraのラルス・イデルマーク社長兼最高経営責任者(CEO)は「世界で生産されるごく少数の衣類および繊維だけが今日、リサイクルされている。実際、全てがゴミ処理場または焼却場に送られる。しかしスウェーデンのイノベーションと気候変動の緩和を支援しようという意欲は今、世界レベルでこのゲームに影響を与えることができる」と述べた。

繊維リサイクルの主要な障害の1つは織物が多くの場合、混合材料から作られていることだ。Sodraの新技術は、市場で最も広範に使用されているものの1つである綿ポリエステル混合から綿とポリエステルを分離することができる。そして純綿繊維はわれわれの木質織物パルプに加えられ、それは新しい繊維製造に使用できる。

Sodra Cell Bioproductのヨハネス・ボグレン社長は「われわれは今や織物繊維の循環を提供することでファッションと繊維工業のために地図を書き直している。これはわれわれの顧客と、特にファッション産業に付加価値を創り出すだろう。これはわれわれにとって記念すべき日であり同じく循環バイオエコノミーにとって重要な日だ」と述べた。

秋の間、モラムにあるSodraのパルプ工場は使用した織物20トンを加えてパルプを製造した。現在Sodraは白色織物だけを受け入れられるが、脱色ソリューションの発見も目指している。また、その目標はポリエステルから副産物の繊維を抽出する可能性を追求することだ。スウェーデンのクリーニング店と織物サービス提供社のBerendsenが病院やホテルから使用済みシーツ、タオル、テーブルクロスやバスローブから成るパイロットプロジェクトで使用したテスト材料を提供した。

Sodraのプロジェクトマネジャー、ヘレナ・クラエッソン氏は「われわれはポリコットン混合に加えてビスコースやリヨセルを受け入れられるようになるだろう。われわれのプロセスの技術的な変化のためにわれわれは大量の繊維が必要となるだろう。われわれは今、繊維の提供でわれわれと提携を希望する、高度に持続可能な意欲を持つ企業を探している」と述べた。

生産は今年、30トンの低い数字で開始されるが、長期的な目標は会社のパルプ生産に繊維2万5000トンを追加することだ。

さらに詳しくは以下を参照:https://oncemore.sodra.com/

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ソース:Sodra Skogsagarna ekonomisk forening