佐須中 地域美化に貢献 県対馬振興局が表彰

 長崎県対馬振興局(松尾誠司局長)は23日、地域の清掃や美化活動に貢献している対馬市厳原町小茂田の市立佐須中(山室立校長、27人)の生徒会を表彰した。
 道路や河川、港湾などの清掃・美化活動に積極的に取り組む団体を県が支援する「県民参加の地域づくり事業」の一環。同校生徒会は5年ほど前から近くの県道桟原小茂田線を清掃しているほか、校区内にある国指定史跡「矢立山古墳群」の除草作業にも取り組んでいる。
 同校であった表彰式で、松尾局長から表彰状を受け取った生徒会長の手束陽哉さん(15)=3年=は「先輩を含めた継続の力を感じた。これからも佐須地区が美しくなるよう、協力して取り組みたい」と話した。
 同校は2015年度から、同事業の愛護団体に登録し、県から軍手などの支給を受けている。

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