2019年U23世界選手権は10月28日、ハンガリー・ブダペストで開幕。男子フリースタイル5階級の準決勝までが行われ、65kg級の谷山拓磨（拓大）が4試合を勝ち抜き、決勝進出を決めた。70kg級の瀬野春貴（ゴールドキッズ）と97kg級の吉田ケイワン（日大）は敗者復活戦に回り、銅メダル獲得を目指す。
谷山は1回戦でU23欧州選手権2位のジョージア選手をテクニカルフォールで破り、2、３回戦も勝利。準決勝は昨年のアジア・ジュニア選手権決勝で勝ったエルナザール・アクマタリエフ（キルギス）と対戦し、4－3で下した。
29日の決勝は、昨年のユース・オリンピック65kg級優勝で今年の世界ジュニア選手権3位のツラン・バイラモフ（アゼルバイジャン）と闘う。
瀬野は初戦の2回戦を勝った後、2017年3位のミルザ・スクルキア（ジョージア）に黒星。吉田は1回戦でロシア選手権3位のシャミル・アリエビッチ・ムサエフ（ロシア）に敗れた。ともに相手が決勝に進み、敗者復活戦への道がつながった。
57kg級の新井陸人（日体大）は1回戦を勝ったあとの2回戦で敗れ、79kg級の髙橋夢大（京都・網野高）は初戦の2回戦で黒星。ともに敗者復活戦に回れなかった。
各選手の成績は下記の通り。（写真提供＝UWWオフィシャルカメラマン・保高幸子）
男子フリースタイル
※敗者復活戦とファイナルは29日に実施
【57kg級】新井陸人（日体大） 20選手出場
２回戦 ●［2-5］Sarlak, Alireza Nosratolah（イラン）
１回戦 ○［8-5］Kovacs, Razva（ルーマニア）
※敗者復活戦へ回れず
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【65kg級】谷山拓磨（拓大） 24選手出場
決 勝 Bayramov, Turan（アゼルバイジャン）
準決勝 ○［4-3］Akmataliev, Ernazar（キルギス）
３回戦 ○［11-9］Nykyforuk, Ihor （ウクライナ）
２回戦 ○［Ｔフォール、2:46=10-0］Alvarez Iglesias, Carlos（スペイン）
１回戦 ○［Ｔフォール、5:47=12-1］Bolkvadze, Edem（ジョージア）
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【70kg級】瀬野春貴（ゴールドキッズ） 22選手出場
敗復戦 McNeice, Connor Quinn（カナダ）
３回戦 ●［2-6］Skhulukhia, Mirza（ジョージア）
２回戦 ○［6-6］Antal, Daniel（ハンガリー）
１回戦 ＢＹＥ
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【79kg級】髙橋夢大（京都・網野高） 22選手出場
２回戦 ●［2-7］Sari, Ramazan Ishak（トルコ）
１回戦 ＢＹＥ
※敗者復活戦へ回れず
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【97kg級】吉田ケイワン（日大） 16選手出場
敗復戦 Bakytkhanov, Serik（カザフスタン）
１回戦 ●［Ｔフォール、1:08=0-10］Musaev, Shamil Alievitch（ロシア）
