「社会貢献活動続けたい」 労働者フェスタで寄付呼び掛け

「ヨコハマwai!wai!フェスタ」

 横浜市内で働く人のためのイベント「ヨコハマwai!wai!フェスタ」が26日、同市中区の日本大通りで開かれた。市労働者福祉協議会などで構成する運営委員会(柳井健一横浜労福協会長)の主催。

 フェスタは、「がんばろう東北! 横浜から愛の風を!」を合言葉に開催。会場には宮城県塩釜地方福祉協議会による東北の日本酒販売など、30を超える模擬店が並び、家族連れらでにぎわった。

 地域の児童らに食事や居場所を提供する子ども食堂の支援として「フードドライブ」も実施。専用ブースを設けて、家庭で余っている食品の提供を受けた。また、会場内に台風19号災害支援の募金箱を置き、寄付が呼び掛けられた。

 運営委員会は、昨年のフェスタ収益金と同協議会チャリティーゴルフコンペでの募金を合わせた計25万円を、社会福祉のためにと神奈川新聞厚生文化事業団に寄託した。柳井会長は「今後もフェスタを通じて、子ども食堂や東北復興の支援など社会貢献活動を続けていきたい」と話していた。

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