県産の食材で作るイタリア料理教室が29日、富山市太田小学校で開かれ、6年生27人がエゴマや呉羽梨などを使った料理に取り組んだ。
子どもたちは六つの班に分かれ、同市西町のイタリア料理店「クオーレ」のオーナーシェフ、杉浦健一さんに教わりながら「小学校栽培サツマイモのサラダ~えごまの香り」と「チキンときのこのパスタ スープ仕立て」を作った。包丁の使い方や食材の炒め方などのアドバイスを受け、真剣な表情で取り組んでいた。
教室は県産の食材とイタリア料理を組み合わせることで、新しい食文化の創造を目指す事業「とやまクッチーナ イタリアーナ」の一環。