長崎県南島原市南有馬町の八幡神社と天満神社の秋の大祭(24~26日)で、同町大江地区の子どもたちが伝統芸能「大江浮立」を奉納した。見物客を前に軽快な舞や和太鼓の力強いバチさばきを披露した。
1960年代に途絶えたが、92年に住民らが大江浮立保存会(小渕智治会長)を立ち上げて復活させた。初日にはお旅所を皮切りに地区内の事業所などを巡り、大人3人が奏でる横笛の音に合わせて児童15人が五穀豊穣(ほうじょう)を願った。
南有馬小6年の菅日夏里さん(12)は「8月から練習を重ねてきた。一番注目が集まる側転がばっちり決まったので満点。出演は最後なので寂しいが、地域の人を喜ばせたい」と祭りを楽しんでいた。
「大江浮立」奉納 五穀豊穣を願う 南島原・南有馬
- Published
- 2019/10/30 00:07 (JST)
- Updated
- 2019/10/30 11:38 (JST)
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