【WS第6戦】ストラスバーグ快投 ナショナルズ逆王手

【ナショナルズ7-2アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

アストロズが3勝、ナショナルズが2勝で迎えたワールドシリーズ第6戦は、スティーブン・ストラスバーグの快投によりナショナルズが7対2で勝利。初戦からビジターチームが6連勝となり、ナショナルズは球団史上初のワールドシリーズ制覇に「逆王手」をかけた。ストラスバーグは初回に2点を失って逆転を許したものの、その後は9回途中まで無失点に抑え、今シリーズ2勝目(0敗)をマーク。打線も中盤以降、効果的に追加点を奪い、ストラスバーグを援護した。一方、アストロズ先発のジャスティン・バーランダーは5回3失点で敗戦投手(0勝2敗)に。またしてもワールドシリーズでの初勝利を手にすることはできなかった。

1回表にアンソニー・レンドンのタイムリーで先制したナショナルズは、その裏にホゼ・アルトゥーベの犠牲フライとアレックス・ブレグマンのソロ本塁打で逆転を許したが、5回表にアダム・イートンとフアン・ソトのソロ本塁打2発で逆転に成功。7回表には守備妨害の判定に対してデーブ・マルティネス監督が猛抗議し、退場を宣告される一幕もあったものの、レンドンが2ラン本塁打を放ち、リードを3点に広げた。さらに9回表には、二死から一・二塁のチャンスを作ってレンドンのタイムリー二塁打でさらに2点を追加。レンドンは3安打5打点の大活躍を見せ、投げてはストラスバーグが9回途中2失点の快投でチームを勝利に導いた。

明日の第7戦ではマックス・シャーザー(ナショナルズ)とザック・グレインキー(アストロズ)の先発が予想されている(記事執筆時点で未発表)。いよいよ2019年シーズンのチャンピオンが決定する。

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