演歌の新人・彩青、今回も師匠・細川たかしとのエピソードを披露

演歌歌手の彩青（りゅうせい）が、東海ラジオの昼ワイド『山浦！深谷！イチヂカラ！』にゲスト出演し、師匠・細川たかしとのエピソードを披露した（10月28日）。彩青は北海道岩見沢出身の17歳。5歳から民謡、7歳から津軽三味線を始め、11歳から細川たかしに師事し、本格的に尺八の演奏にも取り組んでいる。

彩青が出演するのは2回目で、前回は、師匠・細川たかしの毛髪に関するエピソードを話した。それは、彩青が「師匠の髪は地毛だろうか」と疑問を持ち、一度だけ確かめてみたというもの。そして「本物」と確信した彩青は「うかつにも、疑問を持つだけでなく、確かめてしまった」自分を恥じ、この番組で懺悔した。

今回も師匠の話で、彩青は日頃から細川に「歌をうまく歌うことはもちろん大事だが、師匠の俺を見習って、絶対に歌詞を間違えないように歌うんだぞ」と言われているという。しかし、彩青はその後、何度か歌詞を間違えてしまったそうだ。「緊張すると次の瞬間『歌詞何だっけ？』となってしまう。本当に止まってしまったことがあって、歌詞が飛んでしまった。それが一番『心のこり』」と、細川のヒット曲に掛けて話した。

師匠の教えを守れず、キャンペーンのステージで「あっ！（次の歌詞は）何だっけ？」と思わず口にしてしまった彩青。実は師匠の細川も、ステージで歌詞を忘れ「はっ！何だっけ？」と言ってしまった経験があるらしい。「それを踏まえて師匠が弟子の自分に注意してくれたのに・・・」という忸怩たる思いが今回の懺悔となったようだ。

今回の懺悔を受けて、パーソナリティの山浦ひさしから「その昔、あるベテラン歌手が2番の歌詞を忘れ、即興で歌詞を作って歌った」というエピソードが披露され、それを聞いた彩青は「（今度歌詞が飛んだら）その場で作ります」と答えていた。

彩青は、名古屋・御園座で11月9日から24日まで行われる「細川たかし特別公演」の第2部歌謡ステージに出演予定。また、東海ラジオでは、10月から『彩青の“しゃべり者(もん)です”』（毎週土曜日 16:50～17:00）で、ラジオ初ひとりしゃべりに挑戦している。

※放送情報は変更となる場合があります。