ワールドシリーズMVPはナショナルズ・ストラスバーグ

日本時間10月31日、ナショナルズがアストロズを6対2で破り、4勝3敗で球団史上初となるワールドシリーズ制覇を成し遂げた。ワールドシリーズMVPには、チームで唯一2勝を挙げる活躍を見せたスティーブン・ストラスバーグが選出された。

敵地での初戦を制したあと、第2戦に先発したストラスバーグは、初回にアレックス・ブレグマンに同点の2ラン本塁打を浴びたものの、その後の5イニングは無失点。6回114球を投げて被安打7、奪三振7、与四球1、失点2の力投でチームを勝利へ導き、勝利投手となった。

本拠地で3連敗を喫し、2勝3敗と追い込まれたあとの第6戦では、初回にブレグマンのソロ本塁打などで2点を失い、アストロズに逆転を許したが、その後は9回途中まで無失点ピッチング。あわや完投勝利という素晴らしいピッチングを見せ、9回途中104球、被安打5、奪三振7、与四球2、失点2という好投で今シリーズ2勝目をマークした。

今シリーズのストラスバーグは、いずれもジャスティン・バーランダーと投げ合った2先発で2勝0敗、防御率2.51の活躍を見せ、文句なしのMVP受賞。今年のポストシーズン全体でも6試合(5先発)で5勝0敗、防御率1.98という見事な活躍を見せた。

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