気象庁は31日、向こう1か月（11/2～12/2）の天候の見通しを発表した。東日本の日本海側と西日本は、期間のはじめを中心に高気圧に覆われやすいため、向こう1か月の降水量は平年並みか少なく、日照時間は平年並みか多い予想だ。なお、西日本と沖縄・奄美では、11月前半は気温の変動が大きい所がある見込み。
週ごとの予報によると、1週目（11/2～11/8）は、北・東・西日本日本海側では高気圧に覆われやすく、平年に比べ曇りや雨の日が少ない見込み。北・西日本太平洋側も高気圧に覆われやすく、平年に比べ晴れの日が多くなりそうだ。沖縄・奄美の天気は数日の周期で変わるが、湿った空気の影響は受けにくい予想で、平年に比べて曇りや雨の日は少ない予想となっている。気温は、北日本はほぼ平年並みだが、東・西日本と沖縄・奄美は高温傾向が見込まれる。
2週目（11/9～11/15）は北日本で高温傾向だが、西日本と沖縄・奄美は1週目から一転して低温傾向が見込まれる。このため、11月の前半は気温の変動が大きい所がある見込み。沖縄・奄美では、天気は数日の周期で変わるが、1週目と同様に湿った空気の影響を受けにくく、平年に比べて曇りや雨の日が少なくなりそうだ。3～4週目（11/16～11/29）の気温は、全国的に平年並みの確率が高いが、北日本では寒気の影響を受ける可能性がある。
