居眠り、未点検、信号無視… 市営バス運転手5人を処分

横浜市営バス

 横浜市交通局は31日、休憩中に居眠りをして市営バスの運行を約25分遅らせ、営業所への報告も怠った男性(44)を停職3日とするなど、バス運転手計5人を懲戒処分にした、と発表した。

 残る4人はいずれも戒告。男性(53)は乗務前の検査で基準値を超えるアルコールが検知されたにもかかわらず、「前日に酒を飲んでいない」と虚偽の申告をした。

 男性(34)は運行後の車内点検を怠り、回送運転中に車内に乗客がいることに気付いたが、ただちに営業所へ報告しなかった。このほか、52歳と41歳の男性はそれぞれ赤信号で左折したり、直進したりした。

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