長崎県新上五島町今里郷の真手ノ浦教会は、ステンドグラスを新設した。色鮮やかで美しい図柄が、訪れた人の目を楽しませている。
同教会は現在地の近くに1910年建立。56年に現在地に移転し、2010年建て替えた。当初は色付き無地のアクリル板がはまっていたが、信徒からステンドグラスの設置を望む声があり、17年3月ごろから協議を重ね、今年10月上旬に設置した。
ステンドグラスはイエス・キリストの生涯を描いたメインの図柄(縦約120センチ、横約50センチ)など計約40枚。北海道函館市の専門業者に依頼した。日中は信徒以外も教会内で自由に見ることができる。
野濱達也神父は「朝日、夕日が差す時間帯が美しく、夜間ミサを開くときは外からも楽しめる。気軽に信仰に触れる機会にしてほしい」と話した。
ステンドグラス鮮やか 新上五島・真手ノ浦教会に新設
- Published
- 2019/11/01 11:00 (JST)
- Updated
- 2019/11/02 13:11 (JST)
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