LINEで投資話 50代男性、現金700万円被害 

 稲佐署は31日、長崎市の50代の無職男性が特殊詐欺(架空請求)で現金700万円をだまし取られたと発表した。

 同署によると、男性は7月、スマートフォンの無料通信アプリLINE(ライン)で送られてきた「資産倍増モニター」のメッセージに興味を持ち氏名、電話番号などをホームページに登録。その後「投資会社アラタ」の「マルヤマ」「ミヤタ」と名乗る男から「有料モニターにならないか。一口千円預けるとお金が増える」などと電話があった。男性は同月から9月にかけて14回にわたり現金700万円を指定された口座に振り込んだ。約束した入金がないため10月中旬に警察へ相談し、発覚した。

 同署は「うまい話は詐欺を疑い、不審に思えば家族や警察に相談してほしい」と呼び掛けている。

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