大浦署は10月28日、大浦地区金融機関防犯協会（森田俊彦会長）が所有する安全マスコットキャラクターの「安（あん）ちゃん」と「心（しん）くん」に委嘱状を交付した。今後は“派遣先”の同署内にいて、特殊詐欺の被害防止キャンペーンをはじめとする各種防犯イベントに参加する。
パンダの「安ちゃん」とクマの「心くん」は双子の姉弟という設定。同署であった交付式では式場龍明署長から委嘱状を受け取り、「地域のみんなのヒーローになりたい」などと署員を通じて意気込みを語った。
「安ちゃん」と「心くん」は、さっそく大浦保育園（長崎市東山町）の園児約25人が参加した防犯・交通安全教室に登場。正しい横断歩道の歩き方などを披露し、会場を盛り上げた。
式場署長は「児童や高齢者と安全安心をつなぐ懸け橋となってほしい」と期待を寄せた。
