銅座「シバヤンジ横丁」 暗い路地裏…イメージを一変しPR

シバヤンジ横丁=長崎市銅座町

 歓楽街で知られる長崎市銅座町の路地裏に、十数店の飲食店などが並ぶ「シバヤンジ横丁」がある=写真=。全長約100メートル、道幅は約2メートル。
 銅座町商店街組合の城尾忠明会長によると、同町周辺には芝居小屋が点在していた歴史があり、「芝居小屋の地」を「シバヤンジ」と呼んでいたという。暗く入りづらい路地裏のイメージを変えようと、自治会と商店街組合は2016年度、横町に愛称を付けた。
 10月31日には横丁などで「銅座サルディンまつり」が催され、イワシや県産酒を振る舞い路地裏の魅力を発信した。城尾会長は「入り組んだ路地裏が醸し出す昔ながらの雰囲気があり、安心安全で女性も楽しめるところです」とPR。

© 株式会社長崎新聞社