河野太郎防衛相(衆院15区)と小泉進次郎環境相(11区)が2日、東京都の新宿御苑を訪れ、開催中の菊花壇展を鑑賞した。
同展は1878(明治11)年に赤坂の仮皇居で開催された「菊花拝観」がルーツで、皇室ゆかりの菊の伝統美が楽しめる。政府は菅義偉官房長官(2区)が旗振り役となって訪日外国人客の増加に力を入れており、同展を主催する環境省も期間中に御苑内のライトアップを予定するなど魅力向上に取り組んでいる。
河野氏は鑑賞後、「和食に続いて菊のような日本の文化も海外に展開できたら、日本を身近に知ってもらえる。環境省に頑張ってほしい」と期待を込めた。小泉氏は「インバウンドを増やすためにできることをもっと考えていきたい」と話した。
2人そろっての訪問は小泉氏が河野氏を招待したことで実現。「ポスト安倍」として取り沙汰される2人だけに、今後も連携に注目が集まりそうだ。
菊花壇展は15日まで。