一貫した現場第一主義から生み出される名作の数々…いま、もっとも勢いのあるバスルアーブランドといえば『レイドジャパン』。同社代表・金森隆志さんを筆頭に、岡友成さんや江口俊介さんら妥協なき開発陣が心血を注ぐ2020年の新作を実釣取材の現場で見せてもらいました。巻き物系2種に続き、今回はソフトベイト2アイテム&ジグを大公開!!
【Profile】
金森隆志(かなもり・たかし)
岸釣り最強を決するルアーマガジンの大人気企画『陸王』で2011年と2013年にチャンピオンカーニバルを制覇。2012年には歴代陸王の集うレジェンド戦で頂点に立った稀代の岸釣りエンターテイナーにしてレイドジャパン代表。2016年にはルアマガモバイル艇王にも輝き、陸に限定されないゲームの幅を見せつけた。シーズナルパターンを軸に、ベイトフィッシュの存在や地形からビッグフィッシュのポジションを特定する術は圧巻のひと言だ。
金森隆志 (@kanamori_raidjapan) • Instagram photos and videos
見えバスを手玉に取る『2WAY』のサイズアップVER.誕生!!
今季のデビュー以来、全国各地で超がつくほどの実績をあげているレイドジャパンの『2WAY』。金森さんがサイトとフィネスの釣りで6~7年近く温め続けていたシークレットウェポンだ。2020年には2つのサイズアップ版がリリースされる。
写真上/スピニングでもイケるちょっと大きめのサイズ『2WAYビッグ(プロト)』
金森「オリジナルをジグヘッドワッキーで使う場合は1.8グラムだけど、ビッグなら2.3グラムがオススメ。ノーシンカーでもすごく釣れるので試してみてください。ひとまわり大きくなったぶん、ロングキャストも可能です」
写真下/その名のとおりマグナムサイズで究極ボリューム『2WAYマグナム(プロト)』
金森「すべてのパーツを巨大化させたことで、水中でのアピール度は最強レベル。ジグヘッドワッキー以外にも、ヘビーなベイトタックルで障害物のなかをリーダーレスダウンショットで狙うのにも向いています」
「鉛の錬金術師」が手掛けたマスターピース&『プロトラバージグ&プロトトレーラー』
金森「障害物に入れやすく抜けやすいという基本的な性能を追求した江口俊介の力作ラバージグです。ヘッドは低重心で、いわゆるジグストの釣りでもきっちりレスポンスしてくれる。トレーラーを選ばないフックサイズとゲイプの大きさも、“さすがは江口!”です」
トレーラーはまず、巨大なウデが目を引く。
金森「巻くだけでバタバタとはためいて、水を強く押す。広範囲にアピールしつつ、着水からピックアップまでバイトが期待できます。もちろん、テキサスやリーダーレスダウンショットなどのリグセッティングによる単体での使用も効果的ですよ」
このほかにも、隠し玉としてダッジの極小版『マイクロダッジ』のスクープにも成功!! 「大筋が決まったんですが、細部をブラッシュアップしていきたいので公開はもう少し先ですね」。こちらは金森さんからのGOサインが出次第、ルアマガ本誌で掲載の予定。お楽しみに!!
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