京都大学・井出研究員、世界上位1%の貢献度持つ研究者に

京都大学学際融合教育研究センターの井出和希学融合フェロー・研究員が、世界上位1%の貢献度を持つ研究者に選ばれた。国際的な学術情報プラットフォーム「パブロンズ」が選考したもので、学術論文の審査で科学コミュニティに大きく貢献したとして世界的な評価を受けた。

京都大学によると、井出研究員は静岡県立大学薬学部から同大学院薬食生命科学総合学府博士後期課程を早期終了。京都大学学際融合教育研究センターの特定助教を経て2019年4月から現職に就いている。静岡県立大学薬学部の客員共同研究員、日本大学文理学部自然科学研究所の客員研究員も務めている。

研究成果は50以上の学術論文を発表したほか、100を超す論文の審査経験を持っている。2019年10月には医学・薬学分野で権威を持つ「ストロムの薬剤疫学」の監訳を担当した。2018年も国際的な学術誌1誌3部門で受賞歴を持ち、今回が2年連続の受賞となる。

参考:【京都大学芸術と科学のリエゾンライトユニット】井出和希氏「Top Peer Reviewer Award 2019 in Cross-Field」受賞

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