みこし9基、勇壮に 三崎港周辺でパレード

9基のみこしが三崎港周辺を練り歩いた「三崎木遣みこしパレード」の様子=三浦市三崎水産物地方卸売市場前

 神奈川県三浦市の三崎港周辺をみこし9基が練り歩く「三崎木遣(きやり)みこしパレード」が3日、初開催された。

 子どもみこしを先頭に1基ずつ三浦商工会議所前をスタートし、約2時間半にわたって約500メートルの道のりを練り歩いた。沿道には大勢の市民らが詰めかけ、熱心にカメラを向けるなどしていた。

 ゴール地点の市三崎水産物地方卸売市場前(同市三崎)ではみこしが一堂に会し、フィナーレに。木遣りに合わせて、みこしを高く担ぎ上げる「さし」や、みこしを上下に振る「練(ね)り」が一斉に披露されると、会場は興奮に包まれた。一斉に遷座すると拍手が湧いた。

 三崎港周辺では同日「全国朝市サミットin三崎朝市」「三崎港町まつり」が同時開催。3イベントに5万5千人(各主催者発表集計)が来場した。

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