<レスリング>遠藤功章(東和エンジニアリング)と日下尚(日体大)は5位…2019年U23世界選手権・最終日

 2019年U23世界選手権最終日は11月3日、ハンガリー・ブダペストで男子グレコローマン5階級の敗者復活戦とファイナルが行われ、3位決定戦に進んだ67kg級の遠藤功章(東和エンジニアリング)と72kg級の日下尚(日体大)は、ともに敗れて5位に終わった。

 前日の準決勝で敗れて3位決定戦に回った遠藤は、敗者復活戦を勝ち上がってきたU23欧州選手権3位のアルトゥール・ポリタエフ(ウクライナ)と対戦。第1ピリオド中盤に4点となるバック投げ2連発を受けてしまい、0-9のテクニカルフォール負け。

 日下は、この日の敗者復活戦でノルウェー選手を破って3位決定戦へ進んだが、世界ジュニア選手権3位のバレンチン・ペティク(モルドバ)に0-4と先手を取られ、3-4まで追い上げたが、最後は3-6で敗れた。

 男子グレコローマンは前日の「金1・銀1」で終了。国別対抗得点は65点で6位となり、昨年の4位に及ばなかった。優勝は3階級制覇のイランで、ジョージア、ロシアと続いた。

 各選手の成績は下記の通り。


男子グレコローマン

 【67kg級】遠藤功章(東和エンジニアリング)   5位=22選手出場
3決戦 ●[Tフォール、3:15=0-9]Politaev, Artur(ウクライナ)

(以下、前日に実施)
準決勝 ●[5-7]Elsayed, Mohamed Ibrahim(エジプト)
3回戦 ○[Tフォール、2:36=11-0]Thoresen, Morten(ノルウェー)
2回戦 ○[フォール、4:04=5-3]Rustamov, Namaz(アゼルバイジャン)
1回戦 ○[5-2]Kyzyrov, Nurbek(カザフスタン)

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 【72kg級】日下尚(日体大)   5位=23選手出場
3決戦 ●[3-6]Petic, Valentin(モルドバ)
敗復戦 ○[8-6]Aak, Juan Sebastian(ノルウェー)

(以下、前日に実施)
2回戦 ●[Tフォール、3:45=0-10]Suleimanov, Sanan(アゼルバイジャン)
1回戦  BYE

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 《国別対抗得点》

[1]イラン 122点、[2]ジョージア 121点、[3]ロシア 118点、[4]ウクライナ 77点、[5]ベラルーシ 69点、[6]日本 65点、[7]トルコ 65点、[8]アルメニア 64点


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