五感をフル活用すると一人旅がこんなに楽しく！
一人旅をしてみたいって思ったことはありませんか？
一人で気の赴くまま旅に出かけるのは、なんだか映画や小説みたいで素敵ですよね。
でも一人で知らない土地に出かけるのはかなり勇気のいるという方も多いのではないでしょうか。それに一人旅はなんだか心細いかも……。
私も寂しがりやなのでそう思っていました。でも今では時間を見つけては国内でも海外でも一人旅を楽しむまでに！
そして一人旅を楽しむようになった今感じることは、一人旅では五感が研ぎ澄まされ心が潤っていくということ。
そこで今回は五感をフル活用した、私なりの一人旅の楽しみ方のポイントをお話します。
歴史に想いを馳せる
世界遺産や遺跡を見るために旅に出る。そんな方も多いはず。
私は歴史が大好きなので、世界遺産や遺跡を見ながら歴史に想いを馳せる時間も大好きです。
ただでさえ素晴らしい遺跡や建築物ですが、その感動をさらに何倍にもするポイントが事前勉強。
時代背景や歴史を事前に勉強していくことで、その時代のことを胸に思い描きながら想いを馳せることができます。そして時空を越えて今それを見ていることへの感慨深さをひしひしと感じます。
さらに、おすすめはその建築物やその国の歴史背景だけでなく、日本の歴史も勉強していくこと。
私は日本史専攻だったので一通りの日本史は頭に入っていて、「この時代日本ではこんなことが起こっていたんだよな」と無意識のうちに想いを馳せています。
そうすると歴史の偉大さをさらに感じることができ、感慨深さも倍増します。
せっかく世界遺産を見に行くのであれば、ガイドブックだけではなくてその土地の歴史、さらには日本の歴史もお勉強してみてはいかがでしょうか。
大自然の中で自分をリセットさせる
都会の喧騒を離れ、大自然の中に身を置けるのも旅の魅力の一つ。
私もライン川のほとりや京都のお寺など、色々なところでのんびりとした時間を過ごすのが大好きです。
空、海、太陽、星、花、川のせせらぎ、鳥のさえずりを感じて、自然をまるごと味わうことはなんとも贅沢な時間ではないでしょうか。
そんな自然の恩恵をさらに味わうための私なりのポイントは、携帯電話の電源をオフにすること。
旅先でもひっきりなしに携帯電話を気にしていては、ゆっくりと五感を研ぎ澄ますことはできません。
あっという間に日常に引き戻されてしまいます。旅先くらいは携帯電話をオフにして、五感で自然を感じてみましょう。
日々色々な悩みがあるけれど、大自然の中ではゆっくりと考える時間を持つと、自分をリセットできる気がします。
美術館で心と対話する
普段美術館に行かない人でも旅先では美術館に行くことってありますよね。
もともと私も美術館が大好きというタイプではなかったのですが、初めてルーヴル美術館を訪れたときには鳥肌が立つほど感銘を受け、それ以来美術館によく足を運ぶようになりました。
その時そんなに感銘を受けた背景には「ダヴィンチ・コード」を読んでから行ったということがあると思います。
世界遺産同様、美術館を訪れるときも、それを題材にした作品や歴史背景を勉強してから行くとさらに深く楽しめるはずです。
また、私なりの美術館の楽しみ方は気に入った絵の前でじーっと物思いにふけること。
なんでこういう空間を作ったんだろう？この絵にはどんなメッセージが込められているんだろう？そんなことを想像しながら好きな絵をゆっくり見つめる時間は、心を潤わせてくれる気がします。
四季の移り変わりを肌で感じる
一人旅をしていると、日常よりもさらに敏感に四季の移り変わりを肌で感じることができます。
私は日頃から四季を大切にするよう心掛けていて、その季節にしかできないことを全力で楽しむようにしています。
そのため旅に出るときも、その土地でその季節にしかできないことを調べて行くようにしています。
旅先でもイチゴ狩りをしたり、紅葉狩りをしたり、季節を感じることができるイベントを積極的に楽しんでいます。そうすることで旅先での楽しみが何倍にもなるはずです！
同じ土地でも季節が変われば表情が変わります。行ったことがある土地でもまた違う季節に訪れると、また違う楽しみがあります。そのように四季を感じながら旅を重ねることで、心が豊かになっていく気がします。
初めての土地を旅行するのも良いですが、同じ土地の季節ごとの表情の変化を味わってみるのも楽しいですよ。
五感をフル活用できるのは一人旅の特権
もちろん仲良い友人や家族と行く旅も楽しいものです。
でも人と一緒にいると気を遣ったり、時間を気にしたり、おしゃべりに気を取られてしまいがち。ゆっくり自然の声に耳を傾けたり、物思いにふけることはできませんよね。
一人旅はそんなみんなで行く旅とは違った楽しみ方ができるんです。
五感をフル活用できるのは一人旅の特権。
たまにはゆっくりと時の流れを感じる旅はいかがですか？
