サプライヤー契約の問題でリバプールに訴訟を起こしていたニューバランスは、高等裁判所への控訴をしないと表明。これにより、リバプールはナイキと新たに5年契約を締結した。
【プレミアリーグ】ナイキとの大型契約に暗雲…リバプールがニューバランスと訴訟問題に
リバプールはニューバランスとの年間4500万ポンド（約60億円）の6年契約が今シーズンで満了となり、来季からナイキとの年間7000万ポンド（約94億円）の契約が合意間近となっていた。しかし、ニューバランス側は契約更新の権利を無視して他社と交渉を行ったとして、リバプールに訴訟を起こしていた。
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裁判では、リバプールが製品の流通とマーケティングにおいて現契約がナイキとの新取引より総額3000万ポンド（約42億円）劣っていると主張。結果、ナイキとの取引が有効とみなされ、ニューバランスとの契約は2020年5月で終了と判決が下された。ニューバランスは声明で「リバプールとのスポンサーシップが続かない事に失望している」と発表している。「リバプールが今シーズン、ニューバランスのシャツを着て勝ち続けることを楽しみにしている。私たちはこれからも、美しいゲームをするために情熱や革新に専念し、ピッチ内外で独自の成功を築いていく」。
